ポーラの歴史とは
ポーラ化粧品は主に女性用の化粧品を製造販売しています。
歴史をふりかえりますと、1929年に静岡で創業して1940年にはポーラ化成工業株式会社となり、法人化されました。
1946年には化粧品部門を独立させて、株式会社ポーラ化粧品本舗が設立、化粧品の訪問事業、オーダーメイド化粧品でも知られるようになったのです。
2006年には、純粋持株式会社、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスを設立し、持株式会社制に移行したのちに株式会社ポーラに社名変更したのです。
最近は訪問販売のみでなく、百貨店やファッションビル、オンラインショップも運営している他、エステティックサロンを併設した小型店舗「ポーラ・ザ・ビューティ」も展開しています。
事業内容と関連事業に見えるポーラの強み
ポーラの事業内容は化粧品の製造販売ですが、最近は関連事業も行っています。
たとえば、文化、芸術方面においての支援が注目されているのです。
ポーラ文化研究所、財団法人ポーラ美術振興財団による神奈川県箱根町の仙石原にあるポーラ美術館は有名です。
こちらはポーラ創業家2代目の鈴木常司が収集した美術品や化粧道具のコレクションを展示しています。
また、1985年よりオルビス株式会社を通販部門で設立し、化粧品、健康補助食品、下着類等の通販を手掛けています。
そして、コンビニエンスストアやスーパーで販売される基礎化粧品を手がける基礎化粧品やトイレタリー商品部門を取り扱う子会社「ポーラデイリ―コスメ」も1993年に設立しました。
しかし、こちらは2005年にpdcに社名を変更させましたが、2016年に売却、ポーラフーズもアサヒフーズアンドヘルスケアに吸収合併されたのです。
その他に手掛けている事業は大型バスを改良した移動型ブティック「ムービングサロン」、2012年より手がける「美肌県グランプリ」があります。
また、五反田にある本社では社員食堂が有名で、美肌アンチエイジング効果のある食材を使ったランチが展開され、「社員食堂めぐりツアー」でも取り上げられているのです。
2012年にでたレシピ本「POLAの美肌食堂」も有名になりました。
この辺りは、化粧品事業で得た知識を活かした強みになるでしょう。
ポーラ化粧品の特徴とは
ポーラのスキンケア商品は肌の悩み別になっているのが特徴です。
このように悩み別であれば、本当にご自身に必要なものを選ぶことが出来ます。
たとえば、ハリの名さやたるみが悩みであれば、「ビーエー」、ハリのなさやくすみが悩みであれば「レッドビーエー」と言った感じです。
それぞれ、クレンジングクリームや洗顔料、ローション等があり、季節によっても使い分けられるものもありますから、使う人の立場に立ったスキンケア商品になります。