コーセーってどんな化粧品メーカー?

コーセー化粧品の歴史をご紹介

コーセー化粧品は1946年、東京都北区に小林合名会社を設立し、化粧品の製造と販売を始めたのが最初でした。
1948年には株式会社小林コーセーになり、1956年には高級化粧品製造会社の株式会社アルビオンが設立されました。
1963年にはフランスのロレアル社と提携を結び、やがて1968年、71年には香港やシンガポールにも進出したのです。
1988年になると、研究所やコーセー化粧品販売株式会社を設立し、一般品の化粧品会社コーセコスメポート株式会社も設立されました。

2011年には化粧品通信業の新会社「コーセープロビジョン株式会社」が設立され、その後2013~2015年にかけてインド、インドネシア、アメリカに進出しました。
2016年にはコーセーインダストリーズ株式会社を設立、ブラジル進出もあり、2017年には群馬工場の新生産棟が稼働しました。

事業内容について

コーセーの事業内容としてご紹介できるのは3つの主要ブランドです。
まずは、最高のクオリティーを最高のサービスでという趣旨で作られた「ハイプレステージ」があります。
こちらは、高級ブランド化粧品として百貨店や専門店で専門教育を受けた美容スタッフがカウンセリングしながら販売する商品です。

次にご紹介するのは「プレステージ」というブランドで、より多くの方に付加価値の高い化粧品をという趣旨で作られました。
化粧品専門店、ドラッグストア、量販店等で様々な人々に提供できる商品です。
「雪肌精」、「エスプリーグ」、「ONE BY KOSÈ」といった人気商品があります。

そして「コスメタリー」においては、いつもより上質な日常をという趣旨でという趣旨で作られたリーズナブルなお手頃価格の商品です。
化粧品のみならず、シャンプー、コンディショナー、トイレタリー製品もあるセルフブランド群で「コスメタリー事業」と言われています。
商品は主に量販店、ドラッグストア、コンビニエンスストアで扱われています。

強みと特徴は?

コーセーの強みは、商品の研究開発における情熱やこだわり、流通チャンネルをしっかりと把握した販売体制、消費者の多様な価値観に応じられる企業体制等です。
こういった強みは、すべて創始時から培ってきたものが現在にも生かされていると言えます。

コーセーの特徴といいますと、様々な商品それぞれに特徴が明確にあるところです。
たとえば、人気の「雪肌精」はその名を聞くだけで特徴がすぐにわかります。
透けるようにきめ細かい雪のような白い肌を作るということですが、商品名を見るだけでこれだけのことが思い浮かぶでしょうから、消費者にとっては分かりやすいです。
このようなネーミングのわかりやすさは、コーセーの大きな特徴の一つになります。