カネボウってどんな化粧品メーカー?

カネボウの歴史

カネボウの創業は1887年で1897年に鐘淵紡績(株)に改称しました。
1936年より化粧品事業を始め、クリーム等を作るようになり、1949年に鐘淵化学工業(株)が設立されたのです。
1961年には香港に海外進出を始め、化粧hン事業が本格化しました。

1967年には銀二にカネボウ化粧販売を設立、1971年には鐘紡(株)に改称し、1994年にカネボウコスメットが設立されました。
2001年にカネボウ(株)に改称し、2006年には花王グループに入りました。
2016年には新グローバルブランド「KANEBO」が発売され、この年に創業80年になったのです。

事業内容について

カネボウは化粧品の開発、製造販売といった事業を行っています。
国内化粧品事業では、デュワ、トワニー、リサージ等の女性向けの化粧品ブランドを手掛け、多くの女性の美への追及のお手伝いをしているのです。
グローバル化事業では、欧州、アジア、中東と50を超える国に進出し、ブランド展開を手掛けています。
欧州、中東では「SENSAI」、中国では「アクア」が高い評価を受け、海外の化粧品市場で確固たる地位を得ているのです。

また、美容教育事業にも力を入れ、「カネボウトータルビューティーアカデミー」という美と健康を学ぶ学校があります。
メイクを学びたい人の為には「カネボウメイクアップインスティテュート」という学びの場も作りました。

安全基準を設けている

カネボウでは、化粧品の安全性を確認するために「安全基準」を設けています。
どのようなものかといいますと、化粧品の安全データをあらゆるところから収集して新たな基準を生み出しました。
その結果、人にも環境にも安全なものを使う様にしたのです。

そして、処方の安全性も確認して、肌につけても問題のない使い心地の良い商品を開発しています。
さらに、モニターを使って様々なテストを行い、肌への影響をリサーチし、消費者にも常にカウンセリングを行うようにして、販売後も点検を怠りません。

カネボウ独自の美容

カネボウでは、美容に対する独自の考え方があります。
それは「トータルビューティーカウンセリング」というもので、スキンケア、メイクアップ、ヘアについての理想です。
スキンケアは潤い、キメ、しなやかなハリ、メイクにおいては、形、色、仕上がりになります。
ヘアは守る、清潔にする、しっかり乾かす、血行を良くして抜け毛を防止といったことです。

このように、カネボウは独自の考えの元にカウンセリング化粧品においても消費者の立場に立ったアドバイスができるようにしています。
カネボウならば安心と言われるようなブランド展開が出来れば、消費者にとっても良いことです。